中堅幹部の実務 こう実行しよう 経理編

経理部長へ
利益を生み出す経理部門にせよ
積極的な活動をかなり昔、”輜重輸卒が兵隊ならば蝶々トンボも鳥のうち”などという歌がありました。
一般的に、企業の中の経理部門に対する考え方も、どうやらこれに似たところがあるようです。経理は金さえつくってくれればいい。大体、経理は数字の遊戯をしている。
過去の数字をいくらひねくり回しても何の役にも立たない…このような考えの中には、いってみれば営業や製造などの第一線部門が利益を生む部門であり、経理はその後始末さえしてくれればいいという経理軽視の心が潜んでいるのです。